Bunkamuraザ・ミュージアムのデュフィ展を観てきました(感想)

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今年(2014年)の夏に、渋谷の東急にあるBunkamuraザミュージアムで開催された「デュフィ展」を観てきました。

終了直前に急いで

最初は行くつもりはなかった展覧会でしたが、終了直前になって行くことにしました。行くつもりがなかった理由は、竹橋の近代美術館や東京八重洲のブリジストン美術館で名品がいつでもみれるだろうから、まあいいかなあぐらいの気持ちでした。自分としてそんなに気になる画家でもないし・・・ということだったのですが、今後デュフィの回顧展でたくさんの彼の絵にお目に書かれるのは、もしかしてそんなにないかもしれない、そう思い直し、渋谷に向かったのでした。

やっぱり音楽とデュフィ

デュフィと言えば音楽をテーマにした作品がまず思い浮かべられます。オーケストラを描いていたり、有名作曲家をオマージュしたものをたくさん残しています。今回の回顧展もモーツァルトやドビュッシーをオマージュした作品が展示されていました。色彩感覚豊かな様子は、まさに予想通りのもので、満足させられるものでした。展示されていたのは海外からパリ市立近代美術館やポンピドゥーセンター、ロンドンのテート、日本の美術館などから貸し出され、日本初公開のものも含んでいるそうです。なかなか多種多様な展示内容でした。

知らなったデュフィ

今回の展示で意外だったのが、デュフィは色彩豊かで明るい作品が多いのですが、彼の人生は戦争のさなかに生きた人で、兵役の経験があったりと不幸な時が多かった、という点で、それを題材にした作品も展示されていたのが印象的でした。モノクロの木版画も初めて観たのですが、意外なデュフィに出会えました。結構多方面で活躍していた芸術家だったわけですね。

デザインなデュフィ

木版画と同時にテキスタル(布地・織物など)・デザインも展示されていて、これらはおもに島根県立石見美術館から出品されたものがほとんどでした。島根県立石見美術館はファッション関係の作品を多く所蔵しているとはいえ、デュフィ関連のものも所蔵しているとは知りませんでした。そのデザインは植物からアジア風味なものまで多種多様なもので、古さをあまり感じることはありませんでした。

もっとみたいデュフィ

真の芸術家という側面を前面に押し出した感じの強い回顧展でした。その点でいままで知らなかったデュフィを知ることができたのですが、欲を言えば、やはり「色彩の魔術師」言われる画家ですから、もうすこし色彩豊かで明るい極彩色なデュフィをもう少したくさん観たかったかなという物足りなさは正直ありました。贅沢な不満ですが、それでもなかなか見応えある展覧会でした。今後いろいろな美術館でデュフィの絵画に出会えるのが楽しみになってきた、そんな気持ちにさせられる内容でした。

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