2005/10/8鑑賞 「美しき日本-大正昭和の時代」展 IN 江戸東京博物館

気がついてみたら、もうすぐ終了するので慌てる様に見に行った。
一番の目的は川瀬巴水の版画。
江戸東京博物館はいっつも混んでいるイメージがあるので、
それを覚悟で行ったら、そうでもなかった。

資料的な展覧会だったけど、
川瀬巴水の絵画以外でも楽しめた。

昭和初期の貴重なフィルム映像「美しき日本」は結構興味深く、
鮮明な画像だったのは意外だった。
当時の銀座や九段下などの東京風景が見れたわけだけど、
そのあと戦争で無残なことになると思うと感傷的になってしまう。
あと、ここに写っている人たちは、ほとんどもう今生きてないな、
なんてくだらないこと思ったり。

また、戦前の首都圏路線地図が展示されていて、
各駅の名前など、現代とほとんど変わっていないのに驚く。
山手線や常磐線とかもうそのころから出来上がっていたみたいだ。

レジャーで使用した弁当箱などの小物類を見て、
当時はまだプラスチック製品はなかったことに気づく。

巴水の絵はやっぱり素晴らしいことを再確認。
特に夕焼けや朝靄の表現は秀逸で、
一度はどこかで見たことがあるような風景にただ癒される。
これがほんとの癒し系。

明治大正時代の写真や動画フィルムは、
当然劣化しているし、白黒のせいあるためか、
貧乏くさくて好きではないけども、
巴水の絵をみてると、
昔の日本は本当はとても美しかったのではないか、
と思えてくる。

巴水の肉声が聞けた昭和50年代の版画製作のフィルムも貴重。
思わず見入ってしまった。
職人の技は我々素人が考える以上に、
簡単に手にできるものではないのだ。

さらりとなにげに興味ひかれた美しき戦前の
癒し系展覧会でございました。

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