「ピカソとモディリアーニの時代展」の感想

0609300013.JPGリール近代美術館は、ベルギーとの国境に近い北フランス・リール市に隣接するヴィルヌーヴ・ダスク市にあるそうで、グーグルマップで少し調べてみると、なるほど北の方にあって、確かにベルギーの国境付近です。パリからそれなりに離れていますね。

Bunkamura・ザ・ミュージアムで、そのリール近代美術館(公式HPはたぶん正しいと思いますがフランス語ですので)所蔵のブラックやピカソ、モディリアーニ、レジェ、ユトリロ、ルオー、ミロ、クレーといった20世紀美術の展覧会を見たのですが、なかなか楽しめまして、ブラックやピカソのキュビズム絵画はあいもかわらず訳がわかりませんが、その菱形や四角というか立体球体の寄せ集め絵画は見ていて、だんだん快感になることうけあいです。たとえばピカソの《魚と瓶》がありまして、キュビズムと具体画の中間のような作品ですが、これなど単純に「いい!」と思ってしまいました。どう「いい」のか?それをどう語ればいいのかわかりませんが。

最近はピカソのおもしろさ、というのがだんだんわかってきました。一つの作品でピカソは語れない、これは間違いないわけです。「ゲルニカ」だけでピカソはわかった気になってはいけないと。というか「いけない」ではなくて、「もったいない」ですね。ピカソの絵は今後どんどん見ていきたい、そんな気になっています。

モディリアーニが10点以上展示されていたのですが、そんな多くのモディリアーニを見られたのは自分初めてでした。ただ彼の絵画はまだその素晴らしさがわからないのです。ブリヂストン美術館にある《若い農夫》や、名古屋市美術館の《おさげ髪の少女》などは好きのなのですが、一般に彼の絵は特徴のある細い顔に、瞳のない目・・・彼の絵に魅力を本当に感じるようになる日を待っている日々な訳です。

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