ラウル・デュフィ展(大丸ミュージアム・東京)の感想

0609160062.JPG■私の記憶にあるデュフィ

ラウル・デュフィといえば、私はブリヂストン美術館に「オーケストラ」という作品があるのを思い出します。その作品は1942年制作ということですが、当時に存在したオーケストラの音の響きは今と比べてどうだんたんだろうとか、どこの国のオーケストラなのだろうかとか色彩の豊かさに加えて、そういったいろいろと想像をかきたてられるような作風で、ブリジストン美術館館内のあらゆる展示の中でも印象に残るもののひとつでした。

■しかしあまり眼中に無かった作家

2003年の春に鎌倉大谷記念美術館でデュフィの回顧展がありました。告知チラシは持っていて、そのことは知っていたのですが、地理的に遠いこととそんなに思いのある画家ではなかったので行かなかったのですが、この大丸ミュージアム東京の回顧展を見たら、鎌倉のその展覧会をあの時、見にいけばよかったとすこし後悔しました。今思えばそんな重厚な作品を書くような画家ではない、ちょっとしたイラストレーターの一人といったような誤解を持っていました。

■自分の感性にぴたり

そんなわけで大丸で見た数々のデュフィ作品は遅まきながら、ちゃんと見たのは今回が初めて。そして実際予想に反して新鮮さがあるものでした。グアッシュや水彩で描かれたやさしい色彩の絵は、だんだんと自分の感性にはまり込んでいきました。これ欲しいな、あれも欲しいなと心の中でつぶやいてばかりでした。日本ではかなり人気ある作家だと思いましたし、実際そうであるわけです。美術館に良く行く自分、気づくの遅すぎです。

水彩、油絵のほかにデザイン画も多く出品されていました。デザインとしても活躍していたことはあまり知られていないようです。どちらかというとデザイン画や織物関係の展示が6割ぐらいだったでしょうか。

いままで自分はそんなに注目していなかったデュフィ。ちょっと画集などでも追いかけてみたいと思っているところです。

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