日本語は中国生まれ(?!)-書の至宝展 IN 東京国立博物館

(前回のつづき)

書の世界については良くわからないまま展覧会鑑賞に臨んだ展覧会。
頭の中は「はてな状態」のまま会場内をぐるぐる回って
「なにかよくわからなかったけど凄いことはわかった」
なんて知ったかぶりして会場を跡にするのはもったいないと思ったので、
必要ないとはずーっと思っていたものの、
試しに一度は使ってみたかった音声ガイドを使ったのは正解だった。

王義之(おうぎし)が現在の書のパイオニア的存在であり、
後の書家に大きな・・どころじゃないほどの物凄い影響を及ぼしたことは
良くわかったものの、古今東西の名品をこれだけ一同にするのは空前絶後で、
もう二度と行われないであろうとまで言われているとは露知らず、
昨日家帰っていろいろ調べたりして事の重大さに今頃気づいた。

予習をせずに作品に向かい知識のないまま裸の状態で作品を観て、
自分は作品を鑑賞してどう思うか、ということを今までやってきているわけだけど、
これはさすがに無理。ということでいろいろと本当に勉強になった。

日本人が当然のごとく使っている日本語というのは、
日本独特のオリジナルではない。

中国の影響を受けていることは日本人の皆なら薄々というか
なんとなく感覚的にわかっているとはいえ、
当時はチンプンカンプンであったであろう書というか漢字という字体を中国から輸入し、
やがて自分たち日本人独自の美意識でもってアレンジを施していき、
「かな文字」とかを生んでいった。

日本語は日本から自然に生まれたんではないなんて言われてしまうと、
まねっこが得意な日本人ということを改めて感じ、考え込み、
そしてどうせ日本は独創性ないんだとふて腐れ、落ち込んでしまう、
ということは十分ありえたりして・・なんて思うバレンタインデー前日の夜だった。

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