人生に絶望しそうになったら美術館へ

最新 東京アートガイド―古美術からパブリック・アートまで変貌するトーキョー・カルチュア全収録もう2000年に出版されたものですが、『東京アートガイド』という首都圏の美術館や博物館のガイドブックがあります。

薄いA5サイズの本ですが、この中の79~80ページに「人生に絶望しそうになったら美術館へ」というタイトルのコラムが載っています。この「人生に絶望~」というタイトルに思わず、むむっと目が留まったので興味津々で読みました。

が、全体的には普通に美術館を紹介している記事でした。ただ冒頭にこう書かれています。

(古美術を鑑賞することによって)日常的な生活から離れ、制約されてきた自分の気持ちを開放させるに足りる空間と時間を確保できるのである。

この言葉は、別に美術館に限ることではなくて、映画館やコンサートもそうですし、ディズニーランドはまさにそうでしょう。お風呂・温泉もそうかもしれない。そうすると美術館で作品を鑑賞する行為は、根本的に他のエンターテイメント産業と変わらないと言えるわけです。

ただ、美術館や博物館に展示されている名品たちは、作者の魂とか、常人には決してまねできない技術などがそこに凝縮されているのわけです。例えば音楽などのクラシック名演奏などを聞いていると、こりゃ命がけで演奏しているんじゃないかと思うことが多いです。

それと同じように、命をかけて作り上げたものが美術館にいけば1000円前後で見られるわけです。1000円は高いと言う話は横においておいて・・・。それを見ずに絶望して最悪命を絶つなんてことはもったいないと思うわけです。

これは美術関連じゃないけども同じような言葉でアインシュタインが言った言葉なのですが、

死とはモーツァルトが聴けなくなることだ

ふとこれを連想しました。

そういうことが書いてあるかなと思ったら書いていなかったので、代わりに私がここに書いておきます(笑)

おっとここまで書いて、じゃあ国宝に指定された作品を2つも持っていた川端康成氏はなぜ自殺したのかという疑問が起こってしまったんですが、これは天国にいる康成氏に電話するしかありませんね。電話して聞いても本当のところわからないかもしれないですし。

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